2014年7月17日木曜日

性格なのでしょうか・・・?

プレイヤーの方はご存知でしょうが、ビリヤードで特に一番消費をする
のはタップでしょう。

素人の方のために、タップとはキューの先端についている実際に球をを撞く
場所です。
そのタップ以外の場所で球を撞くとビリヤードはファールです。

お店に常時設置されているハウスキューは店員さんが定期的にメンテナンスを
されていますが、マニアックなプレイヤーの方達は自分でメンテナンスをしたり
専属の職人に頼んだり、またはいきつけのお店の店員さんに料金を払って
メンテナンスをされています。

タップの寿命はプレイヤーによって様々ですが、ほぼ毎日プレイをされる方は
3ヶ月も持てばいいほうでしょう。プレイ時間にも左右されますが、人によれば
数週間または数日で交換をされる方のいらっしゃいます。


そもそもタップはビリヤードで唯一球に触れる場所ですので、その撞き心地で
好き嫌いが多くの意見があります。

単純に、『硬い』『柔らかい』という硬度だけではなくいろいろな素材で制作されていますので
素材の皮が積層構造になっていたり、一枚皮で制作されていたりとさまざまです。
皮も水牛の皮をつかっていたり、ファイバー繊維などメーカーによりさまざま。
その種類の数も数百?千以上?とどのくらい存在するのかわかりません。


プレイヤーによっては、いろんな種類のタップを付替えてその撞き心地を楽しんだり
こだわりの球の動きのために自分に最適なタップを探している方もいれば、ずっと同じ
タップを使用されている方もいます。

そんな自分は同じ種類のタップをずっと使っています。
それはなぜかというと、変に頑固なのですが自分ごときのレベルで撞き心地はともかく
タップによる球の動きの違いなどはっきりわかりません。

これでも、10年以上もプレイを続けてきていますがそもそもタップの違いで
球の動きが違うのか撞き方が違ってたまたま球の動きの違うのかがはっきりしません。
はっきりしない以上『タップで動きが違う』とは言えません。

よく長年プレイされている方でうんちくを語る方もいますが(語ることを否定するつもりも
ありませんが・・・)いつも自分はその方達の話を聞いて『なんでそんなはっきり言えるん
だろう?』と思うこともあります。

タップに限ったことでもないんですが、キューの性能違いによる球の動きなどもなぜか
はっきり言えない自分ですが、その語る方達の言っていることも理解できますがなんか
気持ち悪い。なぜ『このタップ(キュー)はこうだ!』ではなく自分はそう感じるとは言わない
のでしょう?日本人だから?

まぁ個人競技のスポーツのため我が強い人は多いのでしょうがないですが、ビリヤード感
というかこれが自分のこだわりというかのところなんですが、ビリヤードとは物理が全て
です。

自分は、感覚より物理的な動きを優先してショットの選択をしています。
それは人間の感覚より必ず物理が正しいという経験則なのですが、ビリヤードは常に
緊張と戦っている程のメンタルスポーツと言われます。

そのため、極度の緊張の時の人間の感覚はあてになりません。
それだけ緊張を感じるこのスポーツで、体の感覚を頼っていたのではなかなか上達も
厳しいと思います。

例え極度の緊張を感じていたとしてもこのスポーツは頭は冷静にジャッジをする必要が
あります。
その冷静なジャッジはやはり物理をもとにしたジャッジではないでしょうか?

タップ一つでここまで考えると人からめんどくさがられるためほとんど口にすることも
ないんですが、そんなところが日々のプレイヤー同士の会話でとても気になる性格なのです。

ただの鬱っぽい人間のような気もしますが・・・

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