まず『入れ』とは、単純にシュート能力をさすのですがよくシュート力のあるプレイヤーは
どんな配置や角度でもシュートを決めることができるプレイヤーをさします。
ではそんなシューターですが、ポジション能力がないのか?
そんなことはありません。
そもそもポジションプレとは、ポケットビリヤードではブレイク後ランダムに散らばっている
球を全て取りきるために必要な技能です。
そのポジションプレーはある程度のセオリーというものは上達するにつれあるのですが、
プレイヤー事に同じ配置であれさまざまな取り方をします。
そもそもポケットビリヤードのどんなゲームをしても必ずシュート能力が高いプレイヤーは
有利です。
ポケットビリヤードでは、『入れれば勝ち、外せば負け』という格言があります。
どれだけ綺麗なストロークをしようと、どれだけ綺麗にポジションを取ろうと狙った球を
狙ったポケットに入れることが高いレベルでできないとまず勝ち上がることは不可脳です。
よくテクニックが高いと言われる長年プレイをしてきた年配のアマチュアプレイヤーが
若いシュート能力が高いプレイヤーに対して『入れだけだ』ということを言うことを聞きますが
はっきり言ってポケットビリヤードはどこからでも入れることができなければどんなポジションも
意味がありません。
世界のトッププレイヤーでも確かに技術派とシュート派に別れますが、技術派だからと言って
シュート能力が低いことは決してありません。
初心者や中級者がいきなり技術派を目指したところで技術派には決してなれません。
なぜかというと、シュートすることができてそこからのポジションのためシュートをする厚みに
手球を運ぶことができないレベルのプレイヤーがいくらその後のポジションを考えても意味が
ありません。
ですのでまずはどんなポジションをしても入れることを大前提に練習を始めたほうが良いでしょう。
では『出し』とは、シュート後のポジション能力ですが前述したようにあくまで入れた後の手球の
動きのためまずはシュートが大前提。
シュートミスした後の手球がネクストへ綺麗にポジションできていたとしても全く意味のないことです。
ではシュート成功は前提として、ポジションは狙った的玉の次の球だけを考えていたのでは
なかなかゲーム全体のポジションはうまくいきません。
そしてよく『3つ先の球まで考えろ』ということを上級者は言いますが、それはあくまで最低ライン
です。
確かに3つ先までを考えてのポジションをしていればおそらくナインボールくらいなら取りきる
こともある程度できるでしょう。
しかし、世界のトップレベルでは台上の全ての配置を考えポジションをしています。
おそらくその先のゲームも視野に入れているでしょう。
ポジションプレーは奥が深くなかなか一丁一石で手に入る技術ではありませんのでコツコツと
練習が必要になりますが、ポジション能力が高いプレイヤーは特に台のコンディションをいち早く
掴む能力にも長けています。
台のコンディションは刻一刻と変わりますのでそれに対応が必要ですし台の種類にも影響
してきます。
ポジション能力を高めたいプレイヤーはまずシュート能力を身につけた後、いろいろな台での
練習と実践が必要でしょう。
そのためにおすすめは試合に出ることが一番良いかと思います。
この『入れ』と『出し』にはいろいろな意見もありますが、揺るぎないのは『入れ』⇒『出し』の
順番が間違いなく上達を早める一番の近道です。
『入れれば勝ち、外せば負け』
皆さんはどのようにお考えでしょうか?
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